#11 初めての調停当日

調停を申し立てした時、

「後日、調停日が決まったら郵送で案内します。詳細は書かれているので、その通りの場所へ来てください」

と説明を受けました。

その案内がいつ届くのか、ずっと緊張していたのを覚えています。

そして案内が届き、初めての調停当日を迎えました。

朝からずっと落ち着きませんでした。

必要書類を何度も確認し、忘れ物がないか何度も鞄の中を見返していました。

家庭裁判所へ向かう道中も、頭の中は不安でいっぱいでした。

「これから何を聞かれるんだろう」

「ちゃんと話せるだろうか」

そんなことばかり考えていたのを覚えています。

そして何より、元夫に会いたくありませんでした。

「もし顔を合わせたらどうしよう」

そんな不安もずっとありました。

初めての調停は、想像していた以上に精神的に疲れる時間でした。

そして、嫌な予感は的中しました。

元夫は弁護士を付けてきたのです。

親権は母親が有利と言われることもあります。

それでも私は、実家が遠く、頼れる人も近くにはいませんでした。

一方で元夫には近くに実家があり、収入面でも差がありました。

環境だけを見れば、元夫の方が有利なのではないか。

そう思い、一気に焦りが押し寄せてきました。

それでも、子供たちを守るためには向き合わなければいけない。

そう自分に言い聞かせながら、

「こちらも弁護士を付けなければいけないのかもしれない」

と色々考えながら帰宅したのを覚えています。

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